川崎で玉川八十八カ所巡礼

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四国八十八カ所に習った八十八カ所巡礼は全国各地に多くのものが存在しますが、ここ川崎でも、玉川八十八カ所に数えられる多くの寺院があります。

本場の八十八カ所巡礼とはいきませんが、近場でその雰囲気を楽しむことができるのです。

それでは玉川八十八カ所について少し説明していくことにしましょう。

玉川八十八カ所霊場とは?

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玉川八十八ヶ所霊場は多摩川を挟んだ東京・神奈川に広がる、旧荏原郡・橘樹郡・都筑郡・多摩郡世田谷領の4ヶ郡に点在する寺院で構成された八十八ヵ所霊場です。

特徴として、派は違いますが、全てが真言宗の寺院で構成されており、他の八十八カ所霊場のような特番や客番、番外といった札所が無いことです。

明治に入った頃までは数多くの巡礼者で賑わっていましたが、その後だんだんと巡礼者が減ってしまいました。

しかし大正に入って、「永楽講(宗教組織の団体)」が中心となり参拝者が途絶え廃寺となった寺院を整理し、霊場の再興をしたことで再び賑わいを取り戻しました。

今の霊場は昭和48年に再び再構成されたものです。 

多摩川沿いの東京都大田区と世田谷区、神奈川県川崎市と横浜市の寺院で構成されている玉川八十八ヶ所は、川崎大師の様に有名な寺院もありますが、開創年代や寺院の縁起に関してはっきりしていないところが多く、あまり知られていないような寺院が多く含まれています。

しかし、本堂のみで在職者もいないような寺院が含まれていることが多い他の八十八カ所霊場と比べて、玉川八十八ヶ所霊場は本堂の他に各諸堂が併設された寺院らしい境内をもつところが多いので、さびれた寺院を巡礼しているような感じもなく、興味を追って巡礼することができます。

つまりは四国八十八カ所に近い雰囲気が楽しめるというわけです。

巡礼時の注意点

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玉川八十八カ所霊場は、総距離40里以上と言われており、160kmもの長い距離になり、霊場が多摩川沿いを中心として一番南は東神奈川、北は烏山、大井町の近くと広い範囲に点在しています。

その上、1番札所の川崎大師から、88番札所の宝幢院まで地理的に順序良く並んでいるわけではないので、その札番通りに巡礼しようとするとかなり無理があると言えるでしょう。

昔の日本人は玉川八十八カ所霊場の全てを歩いて10日で巡礼したという話が残っていますが、今では交通機関を使ったとしてもそんなことは絶対に無理でしょう。

ですから、玉川八十八カ所を巡礼する場合は、自分のペースを作って1日にいくつずつまわるかを決めてゆっくりまわるのがおススメです。

また、巡礼を始める際には各巡礼先でご朱印を集めるために、ご朱印帳を購入することをおススメします。

各霊場で200円で販売されており寺院の名簿が付いてきますが、地図等はついてこないので霊場は自分で探さなければなりません。

昔なら高い建物が無かったので寺院も見つけやすかったでしょうが、今ではビル等高い建築物が無数に並んでいるので、地図を持っていたとしても歩きながら探すのはかなり苦労するでしょう。

近くにいたとしても建物が多く道が複雑に分かれているので到着するのにも一苦労で、中々辿り着けないということも珍しいことではありません。

川崎で行われている七福神めぐりのように多くの人が巡礼するのならば、その後をついて行くこともできますが、玉川八十八カ所巡礼に訪れる人は中々見受けられませんので巡礼の際には、ちゃんとした下調べが必要です。

一番いいのは、ある程度霊場が集まっている地区を選んで、巡礼するのがおススメです。

そもそも、お遍路は修行のために行われるものですから、苦労して辿り着くのにもちゃんとした意味があるのですが、現在はスタンプラリーを開催するなど観光やレジャーとしての性質が強くなってきているので、旅行会社が企画する巡礼ツアー等を利用するのも一つの手と言えるでしょう。

それでは川崎の玉川八十八カ所霊場の寺院を紹介していくことにしましょう。

1.真言宗 平間寺

玉川八十八カ所1番霊場 
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

2.真言宗 真観寺

玉川八十八カ所2番霊場 
神奈川県川崎市川崎区大島2-10-16 
詳しくは「川崎で新四国東国八十八カ所巡礼」のページをご参照ください。

3.真言宗 成就院

玉川八十八カ所4番霊場 
神奈川県川崎市川崎市川崎区渡田3-8-1 
詳しくは「川崎で新四国東国八十八カ所巡礼」のページをご参照ください。

4.真言宗 円能院

玉川八十八カ所6番霊場 
神奈川県川崎市川崎区小田1-25-12 
詳しくは「川崎で新四国東国八十八カ所巡礼」のページをご参照ください。

5.真言宗 真福寺

玉川八十八カ所4番霊場 
神奈川県川崎市川崎市川崎区堀之内町11-7 
詳しくは「川崎で健康祈願」のページをご参照ください。

6.真言宗 延命寺

作者は不詳ですが、本尊は延命地蔵大菩薩で由緒深い尊像です。
他にも弘法大師が書した書幅や、梅尾明恵上人作の晴雨曼荼羅を所蔵しています。
特に晴雨曼荼羅は干ばつ時に祈願すれば必ず奇跡が起こるとの言い伝えがあり、雨乞い祈願のご利益を頼って近郊の庶民から厚い信仰を受けていました。

玉川八十八カ所14番霊場 
神奈川県川崎市幸区都町4-2
詳しくは「川崎で合格祈願」のページをご参照ください。

7.真言宗 大楽寺

創建時期は定かではありませんが、創建は古く上丸子日枝神社の別当を務めていたと伝えられています。
本尊に如意輪観世音菩薩が安置されています。

玉川八十八カ所16番霊場 
神奈川県川崎市中原区木月4-22-32

8.真言宗 無量寺

豊臣秀吉が権勢をふるっていた時代に、それに異を唱えていた覚源法師によって創建され、その後、頂慶法師によって中興されました。
川崎七福神の寿老神尊で、本尊の阿弥陀如来像は室町時代末期の作とされています。

玉川八十八カ所17番霊場 
神奈川県川崎市中原区中丸子498
詳しくは「川崎七福神」のページをご参照ください。

9.真言宗 大楽寺

創建時期は定かではありませんが、1741年に智法法印が中興開山したと言われています。川崎七福神の布袋尊で、本尊には市の重要歴史記念物に指定されている十一面観世音簿菩薩像が祀られています。

玉川八十八カ所18番霊場 
神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町1522 
詳しくは「川崎七福神」のページをご参照ください。

10.真言宗 成就院

玉川八十八カ所19番霊場 
神奈川県川崎市中原区小杉陣屋町1-32-1 
詳しくは「川崎で新四国東国八十八カ所巡礼」のページをご参照ください。

11.真言宗 西明寺

弘法大師が東国を巡礼した際にこの地に逗留したことに起因して、その高弟の泰範上人が創建しました。
その後嵯峨天皇の勅願時となったと伝えられています。
川崎七福神の大黒天で、本尊として祀られている厄除虫封十一観音像は日本で最初に大僧正となった奈良時代の高僧・行基の作で、体内には大日如来が納められています。
今でも院内からは時折ご詠歌を練習する声が聞こえてき、巡礼時には親切な説明をしてもらえます。

玉川八十八カ所20番霊場 
神奈川県川崎市中原区小杉恩御殿町1-906 
詳しくは「川崎七福神」のページをご参照ください。

12.真言宗 東福寺

玉川八十八カ所21番霊場 
神奈川県川崎市中原区市ノ坪45 
詳しくは「川崎で新四国東国八十八カ所巡礼」のページをご参照ください。

13.真言宗 蓮花寺

常暁法師(年865年没)が開山し、頼意法印(1429年没)が中興したと伝えられています。江戸時代には飢饉に苦しむ農民の味方となり、多くの信徒を抱えました。
そのこともあってか、明治に入っての廃仏毀釈で寺院の存続が危ぶまれた際も檀家から支えられて事なきを得ました。
その後も第二次大戦時には学童集団疎開としてお寺を開放するなど、地域住人と密接な関係を築き上げている寺院です。
本尊は聖観世音菩薩玉で、その他にも江戸時代に造られた木造阿弥陀如来像や、吉祥天像と善賦師童子像を脇侍した毘沙門天像は市内でも珍しい大像として価値があります。

玉川八十八カ所22番霊場 
神奈川県川崎市高津区久末1292

14.真言宗 蓮乗寺

1692年に創建されたと言われており、本尊に准胝観世音菩薩像が安置されています。
境内には本堂の他に不動堂があり、本堂に続く参道に沿って植えられた木々が粛々とした雰囲気を醸し出しています。 

玉川八十八カ所23番霊場 
神奈川県川崎市高津区子母口129

15.真言宗 安養寺

創建時期は「定かではありませんが、1567年頃に宥清和尚が開山したと伝えられています。川崎七福神の福禄寿で、本尊に大日如来が祀られています。

玉川八十八カ所24番霊場 
神奈川県川崎市中原区上新城1-9-5
詳しくは「川崎七福神」のページをご参照ください。

16.真言宗 長福寺

創建時期は定かではありませんが、1830年に完成した武蔵国の地誌である「新編武蔵風土記稿」が編纂された文化文政年間(1804-1829)にあった当寺の過去帳を見ると、歴代住職に1554年に没した法印良僅の記載があることから、戦国時代以前の創建と考えられています。
本尊には大日如来像が祀られており、川崎市指定の保存樹林をはじめとする数本の大樹が茂る境内の中、本堂と薬師堂が静々と佇んでいます。

玉川八十八カ所25番霊場 
神奈川県川崎市中原区上小田中6-38-3

17.真言宗 常楽寺

高僧・行基が聖武天皇の直願所として創建したと伝えられています。
その後、1159には宮中の祈願所となり、朝廷からの厚い信仰を集め、宮内春日神社の別当を務めるほどとなりました。
現在の寺院は昭和43年に大改修が行われました。
その際、住職のマンガ好きが高じて、多くのマンガ原稿が寄進され、今では「まんが寺」として知られています。
本尊は聖観世音菩薩像が安置されています。

玉川八十八カ所26番霊場 
神奈川県川崎市中原区宮内4-12-14 
詳しくは川崎の初詣のページをご参照ください。

18.真言宗 東樹院

創建時期は定かではありませんが、天正年間(1573-1592)頃に石井源左衛門が中興したと言われています。
川崎七福神の毘沙門天で、本尊には不動明王像が安置されています。

玉川八十八カ所27番霊場 
神奈川県川崎市中原区宮内1-11-1
詳しくは「川崎七福神」のページをご参照ください。

19.真言宗 宝蔵寺

創建時期は定かではありませんが、原勘解由左衛門勝光(1604年没)が開基し、法印賢祐(1533年没)が創建したと言われています。
川崎七福神の弁財天で、本尊には健康祈願にもご利益がある地蔵菩薩玉が祀られています。

玉川八十八カ所28番霊場 
神奈川県川崎市中原区上小田中1-4-13
詳しくは「川崎七福神」のページをご参照ください。

20.真言宗 安養院

創建時期は定かではありませんが、覺淳(1610年寂)が創建したと言われています。
本堂の他に観音堂があり、本尊に阿弥陀如来像が安置され、境内には不動尊の石像があります。

玉川八十八カ所29番霊場 
神奈川県川崎市高津区坂戸2-14-38

21.真言宗 明王院

縁起について不詳なため創建時期は定かではありませんが、この地に古くよりあったと伝えられています。
その後、慶長年間(1596-1615)に僧・良識が再建し、1668年、寺号である圓能寺から院号の明王院が通称するようになったとされています。
がっしりとした石柱門をくぐると盆堂へと続く参道には枝ぶりの良い松が覆い、不動明王像が祀られている本堂の左手に観音堂、宝輪殿の横には庭園があります。

玉川八十八カ所30番霊場 
神奈川県川崎市高津区諏訪3-14-3

22.真言宗 正福寺

創建時期ははっきりしていませんが、法印快雅(1682年没)が開山したと伝えられています。
当院には本堂の他に観音堂、不動堂があり本尊に大日如来像が祀られています。
また境内にあるミニ七福神像は愛らしく、大き目の大黒様が引きずる袋の上に、残り6柱の神様が乗ったユニークなデザインです。 

玉川八十八カ所31番霊場 
神奈川県川崎市高津区北見方2-13-1


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